
寒さ雪の影響で、冬にバイクから遠ざかる人がいる。
対して「冬にバイクに乗らないなんて本当のバイク乗りじゃない」という人がいるが、私にはこの発想がわからない。
好きで乗っているバイクである。自分が乗りたければ乗ればいいし、乗りたくなければ乗らなければ良い、と私は思うのだが、コンディションが良くない時や気分が乗らない時にまで乗ってこそ本当のライダーだと言いたいのだろうか。本当にバイクが好きならどんな時も乗っているべきだということなのか。そもそも自分のことを誇らしげに"本当のバイク乗り”だといったり、人を“本当のバイク乗り”じゃないという選定をする意味がよく分からない。
私は寒いとバイクから多少遠ざかるし、仕事やその他諸々の事情があって乗らなくなる時期が今までにも何度かあった。
人によっては仕事が忙しかったり、妊娠、出産や子育てでバイクに乗る機会が減ることもあるだろう。
仕事でバイクに乗っているとなると話は変わってくるが、気分が乗らない時期には何もストイックに乗る必要はないと思う。
でも長期間動かさないでいることはバイクにとっては良い状態ではない。定期的にエンジンをかけたり、少し近所を走る位はしたほうがいいのだろう。もし当分の間乗らなくなるというのであれば放置せずにひと手間かけてきちんと保管しておきたい。
①ガソリンは満タンにすること(主に冬眠時)
ガソリンが減っているとタンクの内側に空気があることになる。その空気に含まれた水分がタンクの内側で結露してガソリンを腐らせたり、タンクをさびさせる。なので出来るだけ空気のスペースがなくなるようにギリギリまで満タンにする必要がある。春になって乗る時には念のためサビや異臭がないかを確認する。
またガソリンの劣化を防ぐ添加剤を入れておくという手もある。
②キャブレターからガソリンを抜く
キャブレターはガソリンを気化してエンジンへ送り込む役目をしているので、ガソリンが通る細い通路がいくつもある。この細い通路がガソリンにつかりっぱなしの状態になるとサビやどろどろに腐ったガソリンなどで詰まってしまい、エンジンにガソリンを送り込むことができなくなる。
そこでガソリンタンクのコックをOFFにして(OFFがない車両はONで)キャブレターのドレンボルトを緩める。ガソリンが自然に流れてこなくなったら締め直して終わり。(ホームセンター等で手に入るビニールホースを使ってバケツに入れると床がガソリンまみれにならない。)
③バッテリーを外す
バッテリーはエンジンをかけた時に発電機が働いて充電される仕組みになっている。乗らないと充電されないので当然弱くなっていく。バッテリーは使わなくても常に放電しているので、長期間乗らない場合はバッテリーを取り外す必要がある。注意することは外すときはマイナス端子からから外し、つける時はプラス端子から付けるということ。外したねじはなくさないようにバッテリー本体につけておくこと。バッテリーを外した後は充電してから保管し、再度搭載する前にも充電するがバッテリーのことが自分ではよく分からなければバイク屋さんに聞いた方が良い。
乗らない期間がそんなに長くない場合は、バッテリーを取り外さずにマイナス端子だけを外しておくだけでも良い。
④センタースタンドを立てる
タイヤの同じ部分に重さがかかり続けることはゴムにとっては良い状態とはいえない。センタースタンドがあるなら、リアタイヤをうかせておくことができるのでそちらが良い。サイドスタンドしかない場合は一か所にずっと負荷がかかり続けないように、時々タイヤをまわしてあげたほうがいいだろう。
HOMEへ>
女性ライダーの道標
1行動を起こすこと
2自身の欠如を補う①ライディングスクールへ
3足つきを良くするために
4どこで寝るか
5当分乗らなくなる前のひと手間
6バイクを選ぶ基準
女性ライダーの道標
当サイトに記載された文章・画像等を転載することを固く禁じます
Copyright(C)2007 matsumoto shiri All rights reserved